ソフトバンク、3年ぶりVに王手! 27日からのロッテ直接対決で1勝すればV決定

ソフトバンクが西武に快勝し優勝マジックは遂に「2」に【写真:藤浦一都】
ソフトバンクが西武に快勝し優勝マジックは遂に「2」に【写真:藤浦一都】

西武は金子のミスもあり、先発・松本が2回途中6失点炎上

■ソフトバンク 7-2 西武(25日・PayPayドーム)

 ソフトバンクが3年ぶりのリーグ優勝に王手をかけた。25日、本拠地PayPayドームで行われた西武戦。序盤から大量リードを奪って快勝し、自力でマジックを2に減らした。27日からは本拠地で2位ロッテとの直接対決3連戦。1つでも勝てば、3年ぶりとなるリーグ優勝が決まる。

 ソフトバンクは初回、周東が中前安打で出塁すると、プロ野球記録にあと2試合と迫る9試合連続盗塁を決めて二塁へ進んだ。1死から柳田が中前適時打を放って先制すると、この打球を中堅の金子が後逸。柳田も一気に生還して2点を奪った。2回には周東の左前適時打、柳田の押し出し四球、グラシアルの適時二塁打などで一挙4得点。試合を決めた。

 先発の大竹は2回に3安打を集中されて1点を失ったものの、走者を許したのはこの回のみ。5回まで67球で3安打1失点と好投した。6点のリードがありながらも、工藤公康監督は6回からは継投に。杉山、嘉弥真、泉、高橋礼、森と繋いでリードを守った。優勝へのマジックは2となり、直接対決となる27日に勝てば、最短でのリーグ優勝が決まる。また、2位以上が決まり、7年連続でのクライマックスシリーズ出場が決まった。

 逆転でのCSを目指す西武にとっては痛い敗戦に。先発の松本が、中堅・金子が打球を後逸するミスもあって初回に2失点すると、2回には3つの四球と3本の安打で一気に4失点。自身最短の2回途中6失点でノックアウトされた。打線の反撃も2点止まりに終わって完敗。2位ロッテとの差は再び3ゲームに開いた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY