「今でも理解できない」　ファンブル＆転倒＆後逸…ミス連発サヨナラ劇にファン衝撃

同点打を中堅ファンブル→走者は三塁回って転倒→挟殺チャンスも捕手が後逸…

■レイズ 8-7 ドジャース（ワールドシリーズ・日本時間25日・テキサス）

　MLBのワールドシリーズは24日（日本時間25日）、テキサス州アーリントンで第4戦が行われ、1勝2敗だったレイズが8-7で劇的なサヨナラ勝ちを収めて2勝2敗のタイに持ち込んだ。両軍ともにミスの応酬となったドタバタの幕切れに、ファンからは衝撃の声が上がった。

　取っては取られてのシーソーゲームには、まさかの結末が待っていた。1点を追うのレイズは9回2死一、二塁のチャンスで、フィリップスが中前適時打を放って同点に。何の変哲もないタイムリーだったが、中堅のテーラーが打球をファンブル。しかし今度は、一気に生還を狙った一塁走者のアロサレーナが三塁を回ったところで転倒。その間にボールは捕手スミスのもとに。アロサレーナは本塁手前で急ブレーキをかけて万事休すかと思われたが、スミスがよもやの後逸。ボールが後方に転がる間に、サヨナラ劇が完成した。

　わずか10数秒の出来事を、MLB公式ツイッターが「アンビリーバブル」との言葉を添えて動画を公開。ファンからは「こんな（大事な）試合でなんて酷い負け方なんだ」「私が見た中で最もクレイジーなエンディング」「僕がここしばらく見た中で一番ラッキーな勝利」「目の前の光景が今でも理解できていない」「ワールドシリーズとは思えない(だからこそ？)ドタバタ劇。張本さん喜びそうだな笑」などと悲喜こもごもの声が聞かれた。

（Full-Count編集部）