1年半ぶり本塁打に上機嫌のAロッド 「ベース一周にグーグルマップが必要」
出場停止から復帰後初ホームラン「とにかく久しぶりすぎて」
禁止薬物使用問題で昨年は公式戦出場停止となっていたヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手が、9日(日本時間10日)のブルージェイズ戦で復帰後初ホームランを放った。
1-5で迎えた6回、先頭打者として打席に立ったAロッドは、相手先発ダニエル・ノリス投手が投じた89マイル(約143キロ)の速球をレフトスタンドに突き刺さした。本拠地ヤンキースタジアムからは大歓声が沸き起こった。
地元紙「ジャーナル・ニュース」によると、軽快な足取りでホームインしたAロッドは「ベースを一周するのにグーグル・マップか何か必要じゃないかと思った。とにかく久しぶりすぎてね。ホームのファンの歓声は本当に心地よかったし、それで少し勢いに乗れたんだけどね」と声を弾ませた。
2013年9月20日のジャイアンツ戦で満塁ホームランを放って以来となる今季初本塁打。自身通算655本目で、MLB歴代4位のウィリー・メイズ(660本)に5本差に迫った。久々の一発に、ヤンキースタジアムのダイヤモンドでナビゲーターが必要だというジョークも冴え渡った。