田中将大が8年ぶりNPB復帰? 海外メディア大胆予想「侍ジャパンでプレーする可能性」
世界野球ソフトボール連盟「もしタナカがNPBに戻れば…」
今季が7年契約最終年で、ヤンキースからFAとなる田中将大投手の去就に注目が集まっている。多くの米メディアはヤンキースとの再契約を予想する中、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)の公式サイトも注目。「もし彼がNPBに戻るなら、彼は来年開催される東京オリンピックで、再び侍ジャパンの一員としてプレーする可能性がある」と来季8年ぶりに日本球界に復帰する可能性を伝えた。
今季は開幕前に打球が頭部に直撃するアクシデントに見舞われ、10試合登板、3勝3敗、防御率3.56。ポストシーズンでは持ち味の勝負強さを発揮できなかったものの、昨季まで6年連続2桁勝利をマーク。メジャー通算78勝(46敗)、防御率3.74と常勝を求められるチームで結果を出してきた。WBSC公式サイトは2009年WBCで世界一、2013年WBCでベスト4に貢献したことを伝え、「タナカはおそらくさまざまなMLBの球団から契約をオファーされるのではないか。しかし、もし彼がNPBに戻れば、タナカが来年の東京五輪で日本のナショナルチームである侍ジャパンの一員としてプレーする可能性がある」と可能性を伝えた。
米メディア「ブリーチャー・リポート」は、「今年の冬フリーエージェントになる選手らの株価はアップしたか、それともダウンしたか」との見出しでFAとなる田中にも注目。「株価:変化なし」と“格付け”をし、「すでに多くのクエスチョンマークが多くあるヤンキースのローテションは彼をキープしなければ、さらにクエスチョンマークが増えるだろう」と指摘。このブリーチャー・リポートのように、多くの米メディアはヤンキース再契約を予想している。
侍ジャパン入りは悲願の五輪金メダルを目指す稲葉ジャパンにとって、これ以上ない“戦力補強”間違いないが……。田中の日本球界復帰は“大穴予想”と言って間違いなさそうだが、日の丸を背負って力投する姿をもう1度見てみたいものだ。
(Full-Count編集部)