野球界で着々と進む女性進出、来季から3Aメキシコリーグで女性審判誕生
メジャーではオープン戦球審はあれどレギュラーシーズンはなし
世界のいろいろな分野での女性進出が話題になっているが、メジャーでは来季から3Aメキシコリーグで女性審判が誕生するという。それも1人ではなく2人だ。MLB公式サイトの人気コーナー「Cut4」が伝えている。
来季から3Aメキシコリーグ所属審判になるのは、ポーリーナ・バラハス・カストロ審判とルス・アリシア・ゴルドア・オスーナ審判の2人。10月にメキシコにあるLMBアカデミーで研修を受け、現在はメキシコで開催中のウインターリーグに参加。ルス・アリシア審判はすでに球審を務めたが、ポーリーナ・バラハス審判はまだデビュー前だという。
メジャーでは、1988年にパム・ポステマ審判がオープン戦で球審を務め、その後、ペリー・バーバー審判も日米両国のオープン戦で球審を務めたが、まだメジャーのレギュラーシーズンで女性球審は誕生していない。記事によれば、現在はジェン・パオル審判がメジャー昇格を目指して1Aで奮闘しているという。
メキシコでは最高峰に上り詰めた2人の女性審判が、後に続く審判に新たな道を拓くことになるかもしれない。
(Full-Count編集部)