阪神メンドーサが地元紙に語る日本の野球「アメリカの野球とは全く違う」

2017年WBCではメキシコ代表として出場したメンドーサ【写真:Getty Images】
2017年WBCではメキシコ代表として出場したメンドーサ【写真:Getty Images】

地元メキシコのオブレゴンに所属、DeNA乙坂と共闘

 今季途中に3年余りを過ごした日本ハムから阪神にトレード移籍したルイス・メンドーサ投手。日本では通算99試合に投げ、27勝38敗2ホールド、防御率3.85の成績を残す右腕が、母国メキシコのウインターリーグに参戦する。所属する球団は、今回が5度目の所属となるヤキス・デ・オブレゴンだ。現在はDeNA乙坂智外野手も所属するオブレゴン入りが決まったメンドーサが、地元紙「エル・ディアリオ」の取材に応じ、日本の野球について語っている。

 これまで4度参戦したお馴染みのオブレゴンに戻ってきたメンドーサは「とても愛するチームで、貴重な経験を積んだ場所」と再び“地元”でプレーできる喜びを語っている。同時に日本の野球にも深い愛着を感じているようだ。レンジャーズやロイヤルズなどメジャー球団での経験を持つ右腕は、日本の野球について「ユニークな経験」と定義づけたという。「アメリカの野球とは全く違う。野球そのものが違う気がする。もちろん言葉の壁や文化の違いもあるけれど、自分は適応の仕方を知った。いろいろな経験をし学んだ。それをオブレゴンでも伝えたい」と、キャリアにおいてプラスとなった経験をメキシコでも伝えていきたいと話したそうだ。

「オブレゴンのファンが送ってくれる変わらぬ声援に感謝している」という右腕は「このユニフォームを着られることを誇りに思い、チームの勝利に全力を尽くすよ」と力強く宣言。今季は2球団合わせて24試合に投げて3勝9敗、防御率4.18と、決して思い通りの成績ではなかった。だが、母国で再調整を重ねて感覚を取り戻し、またプレーしたいと願う日本のマウンドで勇姿を見せたい。

(Full-Count編集部)

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