山井の今季初勝利で中日が本拠地7連勝 「勝ちたい気持ちだけだった」

ナゴヤドームは無傷の7連勝、「エルちゃんが打ってくれて最高に嬉しかった」

 中日は好調のDeNAを6-2で破り、連敗を2で止めた。先発の山井が8回7安打2失点と好投して今季初勝利。同点の8回にエルナンデスが決勝打を放つなど、4点を奪った。これでDeNA、ヤクルトと並び同率首位に。今季はナゴヤドームで無傷の7連勝と無類の強さを発揮している。

 開幕投手を任された昨季最多勝の山井は今季、阪神戦で7回1失点、広島戦で8回2失点と好投を続けていたが、援護に恵まれず白星をつかめていなかった。この日も、2-1の8回表に同点に追いつかれたが、その裏の攻撃で打線が爆発し、ようやく白星を掴んだ。

 試合後、エルナンデスとともにお立ち台に上ったエース右腕は「野手の方が先制点を取ってくれたので、なんとか守ろうと、そういう気持ちを前面に出して投げました。僕が粘らないといけないところで点取られてムード悪くしたんですけど、エルちゃんが打ってくれて、最高に嬉しかったです」と初勝利に最高の笑みを浮かべた。

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