日ハム横尾、来季目標は41本塁打!? 中田もレアードも「超えること目指す」
1300万円でサイン、来季は「ずっと(今季)後半のペースで」本塁打を
日本ハムの横尾俊建外野手が29日、札幌の球団事務所で契約更改交渉に臨み、540万円増の1300万円でサインした(金額は推定)。
プロ2年目の今季は、終盤に7本塁打を量産し、長距離砲としての存在感を示した。本塁打を放った際のおにぎりを握るパフォーマンスでも人気上昇中の“おにぎり君”は大幅アップに「想像よりも上だったのでうれしかったです」と微笑んだ。
8月27日、Koboパーク宮城で放ったプロ第1号が、転機になった。「すごく自信になりました。プロでホームランを打つことを目標に小さいころからやってきたので、うれしさもありました」と振り返る。
この1本をきっかけに出場29試合で計7本のアーチを架けた。本塁打と打率の天秤にかけて悩み、打撃に不振に陥った今季前半の姿はどこにもなかった。豪快なフルスイングと美しい放物線でファンを魅了。「球団の方からも『後半上がった時に見違えた。そこからチームの勝利に貢献してもらった』と言ってもらいました。ターニングポイントなる1年でしたし、自分の野球人生でもすごく大きいシーズンでした」と充実感をにじませた。
来季も、長距離打者として本塁打と飛距離を追求する。目標の本数について「ずっと(今季)後半のペースでいきたいと思います。ホームランをたくさん打って、試合の流れを変えられて、試合を決めるホームランを打ちたい」とイメージを明かした。初本塁打を放ってからスタメン出場した24試合で7本というペースをシーズンに換算すると41本になる。