広島・森下、大台10勝到達で新人王をほぼ“当確” 防御率はリーグ2位に
ライバルの巨人戸郷と2勝差 堂々1完封含む2完投で大きくリード
■広島 3-0 中日(1日・ナゴヤドーム)
広島の森下暢仁投手が1日、敵地での中日戦に8回7安打無失点と好投し、大台の今季10勝目を挙げた。防御率は1.90761となり、リーグトップの中日大野雄の1.90588と僅差でリーグ2位に。巨人の戸郷と繰り広げてきた新人王争いで大きく前進した。
明大の先輩である中日・柳と2度目の投げ合いとなったこの日。立ち上がりに2死三塁の窮地を招くも4番A・マルティネスを空振り三振に。その後も走者を出しながら要所を締める投球でスコアボーに「0」を並べていった。
これで森下は18試合に登板し、1完封を含む2完投で10勝3敗、防御率1.91。一方の戸郷は、17試合で完投はなく8勝6敗、防御率2.92。チームのリーグ連覇に貢献し、日程的にあと2試合は登板でき10勝の可能性は残すが、投球内容個人の成績で比べると森下が頭一つと見出した格好となった。
(Full-Count編集部)