「西武がCS争いをしている理由」 鷹戦を“ノーノー無双”、獅子の剛腕が最終兵器に
今季ソフトバンク戦は9試合1勝0敗、4ホールド、防御率0.00。打者32人に対し無安打10奪三振
■西武 3-1 ソフトバンク(1日・メットライフ)
西武は1日、本拠地でのソフトバンク戦を3-1で勝利し連敗を3でストップした。2位ロッテとのゲーム差は1.5とクライマックスシリーズ進出に向け激しい争いを続けている。圧倒的強さでリーグ制覇を果たしたホークスに向け“リリーフ最強兵器”が存在する。高卒3年目の剛腕にファンも「鷹狩りは脱帽」と驚きの声を上げている。
この日もリリーフエースがホークス打線を完璧に封じた。平良は2点リードの8回に4番手と登板すると松田宣を144キロのカットボールで投直、バレンティンを129キロのスライダーで空振り三振、最期は川瀬を153キロの直球で遊ゴロに仕留め3者凡退に抑え勝利のバトンを繋いだ。
今季はここまで50試合に登板し1勝0敗、30ホールド1セーブ、防御率1.68をマークし新人王候補にも名前が挙がっている。その中でも対ホークス戦は9試合に登板し1勝0敗、4ホールド、防御率0.00。打者32人に対し無安打10奪三振と圧巻の成績を残している。
逆転CSで進出となればソフトバンクには脅威となる右腕を「パーソル パ・リーグTV」も「対鷹打線最強兵器!? 今季いまだ無安打・無失点」とのタイトルでホークス打線を抑え込む特集動画を公開。これにはファンも「今年の西武がCS争いをしている理由」「これは新人王」「末恐ろしい」「鷹狩りは脱帽」と多くのコメントが寄せられていた。