DeNAが大和の入団を発表、背番号「9」、“便利屋”加入で二遊間争い激化
阪神、オリックスとも交渉の注目FA選手はDeNAを選択
DeNAは30日、阪神からフリーエージェント(FA)となっていた大和の入団を発表した。背番号は「9」となった。
大和は阪神、オリックスとも交渉していたが、今季19年ぶりの日本シリーズに出場するなど躍進したDeNAを選択した。二遊間を中心に内外野をこなす“便利屋”で、今季からはスイッチヒッターに転向し、100試合で打率.280とポテンシャルの高さをみせていた。
DeNAの二遊間は、セカンドはシーズン終盤に柴田がスタメンに定着し、ショートでは倉本がチーム唯一のフルイニング出場を果たしている。柴田は守備力に定評があるが、打率.233だった打撃が課題となっている。
倉本もシーズン序盤は打撃不振に陥っていた。それでもフルイニング出場できたのは、倉本の代わりとなるバックアップ要員が不在だったというチーム事情もあるようだ。大和の加入で二遊間の層が厚くなることは必至。激しいレギュラー争いが展開されることになりそうだ。
(Full-Count編集部)