田中将大、他球団と交渉可能もヤ軍ローテに不可欠　NY紙「球団内で高く評価」

田中はヤンキースからのクオリファイングオファーはなく他球団と交渉可能に

　ヤンキースからFAとなっていた田中将大投手は球団からのクオリファイングオファー（QO）を提示されず全球団との交渉が可能となった。地元紙「ニューヨーク・ポスト」は「タナカの実績は素晴らしく、球団内で高く評価されている」と、改めて田中の必要性を伝えている。

　コロナ禍により各球団の収益は激減し今オフのFA市場は厳冬になることが確実。資金力が豊富なヤンキースも同様でQOの提示は打率.365で首位打者を獲得したDJ・ルメイヒュー内野手のみだった。

　先発の強化が急務な球団に「コールの次のローテーションを必要としており、タナカがフィットする。実績は素晴らしく、球団内で高く評価されている」と指摘し、メジャーデビューから6年連続2桁勝利を挙げるなど通算78勝46敗、防御率3.74を記録した田中の必要性を伝えている。

　ヤンキース以外にも田中を評価する球団は多く、今後は代理人ケーシー・クロース氏を通じ他球団とも交渉していくことになりそうだ。

（Full-Count編集部）