中日・谷繁兼任監督「代打・オレ」でバント失敗も、選手奮闘でサヨナラ勝ち
延長12回に登場、バント失敗→大島盗塁→二ゴロ進塁打→ルナが日本初サヨナラ打!
中日の谷繁元信兼任監督が12日、ナゴヤドームでのDeNA戦で代打出場。バントを試みながら走者を送れなかったが、サヨナラ勝ちをつかみとった。中日は3-2で勝利し、首位タイに浮上した。
大熱戦となった試合の延長12回、1死一塁の場面でピッチャー田島に「代打・オレ」。左腕・林の初球にバントの構えを見せてファウル。2球目のボールを見送ると、3球目もバントでファウルとしてしまい、追い込まれた。
4球目は打ちにいってファウル。しかし、5球目のボールで一塁走者の大島が二盗に成功したことで、チャンスが広がった。ここで谷繁兼任監督は6球目を見送りフルカウントとなると、7球目を右方向に転がして二ゴロ。進塁打で大島は三塁へ。
続く平田は敬遠四球。チャンスで打席に立ったルナが勝負強く、来日後初となるサヨナラ打を放った。この回が無得点なら引き分けとなるところだった中日は貴重な1勝を手にし、首位タイに浮上した。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count