ロッテ平沢が60万円増で更改、3年目の目標は力強く「レギュラー獲り!!」
攻守両面でのレベルアップを図る
来季勝負の3年目を迎えるロッテ平沢大河内野手が1日、千葉市内の球団事務所で契約更改に臨み、1250万円から60万円増の1310万円(金額は推定)でサインした。
1軍出場は昨年の23試合から今季は50試合に増えたが、打率は.176とプロの壁に跳ね返されている。9月16日の楽天戦(宮城)でプロ入り初アーチ。地元宮城で、69試合168打席目に待望の一発が出たが、ショートのレギュラー争いでは三木の後塵を拝した。
「開幕1軍に入れたが、何回か2軍落ちもした。来年は1年間1軍にいること」と目標を掲げたが、そのためには守備面、打撃面で結果を出さなければならない。今季の得点圏打率は24打数2安打で.087と寂しい。「守備もそうだが、チャンスで打てなかった。甘い球も何回か来ているがファールにしたりした。まずは下半身を使って強く振ること。そこは継続してやっていきたい」とレベルアップを図っていく。
同じドラフト1位の高校生として、安田尚憲(履正社)が入ってくる。「野手の後輩は初めて。わからないことは教えていきたい」と先輩らしさを見せたが、来季への思い1つ。色紙に「レギュラー獲り!!」と力強くしたためた。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)