ロッテ澤村は「支配的な救援投手」 米メディアは争奪戦予想「今オフ最大級のFA」
米ブリーチャー・リポート「どの球団にとっても大きなブルペンのピースになりえるだろう」
ロッテの澤村拓一投手が米メディアから熱い視線を浴びている。米メディア「ブリーチャー・リポート」は「最新のフリーエージェントの噂」として剛腕の去就に注目している。
今季中に海外FA権を取得した澤村については、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」がメジャー複数球団が獲得へ興味を示していると報じていた。ブリーチャー・リポートはカージナルスのアダム・ウェインライト投手とコルテン・ウォン内野手とともに、「今オフ最大級のFA獲得の1つは、MLBで1試合もプレーしたことがない選手になるかもしれない。リリーバーのヒロカズ・サワムラだ」と注目。11年に先発投手として新人王を受賞したことやキャリアの大半を救援投手として活躍したこと、13年WBCで侍ジャパンの一員だったことなどを伝えている。
澤村はロッテ移籍後に19試合登板し、0勝2敗1セーブ、11ホールド、防御率1.93。150キロ超の剛速球と高速スプリットを武器に18回2/3で25奪三振と圧倒している。同メディアは「サワムラはここ数年間の日本で最も堅実で支配的なリリーバーの1人だ。そしてFA市場でリリーバーの助けを探し求めている、どの球団にとっても大きなブルペンのピースになりえるだろう」と争奪戦を予想した。果たして澤村は海外FA権でメジャー挑戦するのか。ストーブリーグ序盤からSAWAMURAへの注目度は高まっている。
(Full-Count編集部)