自由契約マイコラスに「MLB10球団以上オファー」も 米敏腕記者が伝える
「保留選手名簿」から外れ巨人から自由契約となった右腕
巨人から自由契約となったマイルズ・マイコラス投手に対して、少なくともメジャー10球団がオファーを出す可能性があるとエージェント会社が見ていることを、米敏腕記者が報じている。去就が注目される右腕だが、このままメジャー復帰となるのだろうか。
マイコラスについて伝えたのは、スクープを連発する「ジ・アスレチック」の敏腕記者ケン・ローゼンタール氏。自身のツイッターで1日(日本時間2日)に注目のつぶやきをしている。
「すべての注目が大谷に集まっているが、今シーズンの日本の最高の投手の1人、元メジャーリーガーの右腕マイルズ・マイコラスが今日、静かにフリーエージェントとなった。マイコラスは2015年から2017年に読売ジャイアンツで防御率2.18をマークしている。彼のエージェント会社オクタゴンは、少なくともメジャー10球団がオファーを出すと見込んでいる」
マイコラスは2016年こそ怪我もあって14試合の登板にとどまったものの、1年目の2015年は21試合登板で13勝3敗、今季は27試合登板で14勝8敗と好成績を残した。3年間の通算防御率は2.18と圧巻の数字。今季限りで2年契約が切れ、去就に大きな注目が集まっている。
2日には、プロ野球の各球団が来季も契約する権利を持つ「保留選手名簿」がNPBから発表されたが、マイコラスはここから外れて自由契約となった。
メジャーではパドレスとレンジャーズで通算37試合登板(10先発)で、4勝6敗、防御率5.32という成績だった右腕。日本で結果を残し、メジャー復帰へ扉を開くことになるのだろうか。
(Full-Count編集部)