青木宣親が日本人タイ記録の開幕9戦連続安打も… ジャイアンツは5連敗
3打数1安打2四球の活躍、昨年から続く自己最多の連続試合安打は「17」に更新
ジャイアンツの青木宣親外野手は14日(日本時間15日)、本拠地でのロッキーズ戦に「1番・左翼」で先発し、3打数1安打2四球と活躍した。これで開幕9戦連続安打となり、日本人タイ記録に。昨年から続く連続試合安打は「17」となり、自己最長をさらに更新した。打率4割5厘、出塁率4割8分8厘と好調を維持しているが、ジャイアンツは1-4で5連敗となった。
青木は相手先発バーグマンに対して、初回の第1打席は一ゴロ。2点を追う3回の第2打席は1死から四球を選んだが、後続が倒れて得点にはつながらなかった。
3点を追う5回は青木は先頭で打席に立ち、2番手オバーグから三塁へ内野安打を放った。これで開幕9戦連続安打。06年に松井秀喜(ヤンキース)、07年には岩村明憲(デビルレイズ)がマークした日本人記録に並んだが、またも後続が倒れた。
7回、2死走者なしで第5打席を迎えた青木は、4番手のフリードリヒから四球を選ぶ。ただ、続くパニクは遊ゴロに倒れ、またも青木を還すことは出来なかった。
1-4の9回、青木は2死から打席に立ったが、オッタビーノの前に空振り三振。最後の打者となり、ジャイアンツは痛恨の5連敗となった。
リードオフマンが3度出塁してもジャイアンツ打線はなかなか得点を奪えずに敗戦。左前腕部骨折の主砲ペンスの復帰まではもうしばらく時間がかかるだけに、好調の青木をどうやって本塁まで還すかが、大きなテーマとなりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count