巨人菅野、メジャー挑戦なら「田中、前田に匹敵」 MLB公式が今オフの動向に注目

巨人・菅野智之【写真提供:読売巨人軍】
巨人・菅野智之【写真提供:読売巨人軍】

菅野は巨人で通算195試合に登板し101勝49敗、防御率2.33

 MLB公式サイトは9日(日本時間10日)、2021年シーズンにメジャーでプレーする可能性のあるNPB選手を特集。今オフの去就に注目が集まる巨人の菅野智之投手を「田中将大、前田健太のメジャー挑戦に匹敵する」と伝えている。

 各球団がポスティングシステムを容認するかは未定だが、MLB公式サイトが今オフの動向に最も注目したのは巨人の菅野だった。巨人では通算195試合に登板し101勝49敗、防御率2.33の成績を残す日本のエースを「NPBでの活躍は田中将大や前田健太がメジャー挑戦した時と匹敵する」と、メジャーで活躍する2人の日本人投手の名前を挙げ高く評価。

 今オフのポスティングシステムの申請期間が通常から1週間ずれ込み、11月8日から12月12日までになったことにも言及し「パンデミックに直面する中での海外スター選手との契約の複雑さを考慮すると、レッドソックスやヤンキース、レンジャーズ、エンゼルスといった、過去に日本のスター選手とうまく付き合ってきた球団はスガノとの契約に有利かもしれない」と、日本に馴染みのある球団名も挙げていた。

 昨季は巨人から山口俊がポスティングシステムでブルージェイズに移籍した経緯があるが、菅野は生え抜き選手であることもあり、山口がポスティングを認められた当時よりは「難しいことになるだろう」と、球団の容認がネックになることも指摘している。

 菅野以外にも中日の大野雄大、日ハムの有原航平、DeNAの山崎康晃、ヤクルトの山田哲人らの名前が挙がっている。

(Full-Count編集部)

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