イチローとの2ショット公開 元同僚が有言実行の来日「史上最高の名手と…」
強打者ボーアが“レジェンド詣”、イチローは2ショット写真でクールなピース
マーリンズのジャスティン・ボーア内野手が師匠と敬愛するイチロー外野手に会うために来日し、ほっともっとフィールド神戸で合同自主トレに励んだことを自身のツイッターで報告している。
スタジアムのバックスクリーンを背景にして、スラッガーはバット片手に満面の笑みを浮かべた。隣に写っているのは、マーリンズからFAとなったイチロー。オフにも関わらず鋭く引き締まった体型を誇る44歳は健在でクールなピースサインを決めている。背番号51としては珍しいオフショットとなった。
「史上最高の名手と日本で打撃練習」
ボーアはツイッターに投稿した幸せそうな2ショット写真にこんなメッセージを焼きこんでいる。「Greatest of all time(史上最高)」の頭文字(GOAT)にちなんだヤギの絵文字と日本国旗の絵文字もまじえるなど実に楽しそうだ。
今季打率.289、25本塁打、83打点と活躍し、オールスターの本塁打競争にも出場したスラッガーは、シーズン中から地元メディアに対して、オフに“イチロー詣”のために来日する計画を明らかにしていた。そして、有言実行の神戸上陸となった。
マーリンズのロッカールームで尊敬を集めていたレジェンド。ボーアも背番号51に心酔していた若手の一人だ。
「イチロー以上に野球というものを教えてくれる存在はいないんだ。彼の所作を見ている。この瞬間に、この時期に何をすべきかということをね。デーゲームでもナイターでも関係ない。毎日一貫している。彼がこのチームにいてくれることが、チーム全員にとって幸運なんだ。彼こそが主役なんだよ。僕にとっては常に刺激を与えてくれる存在だ」
かつてこのように明かすなど、まさにイチローを師と仰いでいた。イチローは今季限りでマーリンズとは契約満了となり、去就に注目が集まっている。来季は他球団で対戦相手となる可能性もあるが、ボーアは心の師とともに来季に向けた準備を静かに進めているようだ。