DeNA三浦大輔新監督は2年契約 代名詞のリーゼントで所信表明「優勝だけです」
横浜市内で就任会見「感動を与えるよりもファンと一緒に感動して喜びたい」
DeNAは17日、横浜市内のホテルで会見し、三浦大輔2軍監督の来季からの1軍監督就任を発表した。2年契約で、背番号は現役時代に愛用した「18」から「81」に変更となる。「ハマの番長」の異名を取る三浦新監督は、トレードマークのリーゼントを決めて会見に臨み、「自分が1軍監督としてまずやることは“結束”です。選手、コーチ、スタッフ、1軍もファームも関係なく、結束を固めて1年間やっていきたい。優勝だけです。いかに選手の力を最大限に発揮できるか」と語った。
チームは2017年にシーズン3位からクライマックスシリーズ(CS)を勝ち上がり、日本シリーズに進出したことはあったが、リーグ優勝からは1998年を最後に22年間も遠ざかっている。「柔軟な姿勢で状態のいい選手を見極めてやっていきたい。1点でも多く、1点でも少なくやっていきたい。感動を与えるよりもファンと一緒に感動して喜びたい。みなさんの力を貸してください」と話した。
三浦新監督は91年ドラフト6位で、奈良・高田商高から投手として、DeNAの前身の横浜大洋ホエールズに入団。親会社が替わり、名称が「横浜ベイスターズ」、「横浜DeNAベイスターズ」と変わっても、2016年限りで現役引退するまで、チーム一筋に22年間投げ続けた。通算535試合登板、172勝184敗、防御率3.60。昨年、1軍投手コーチとしてチームに復帰。今季は2軍監督を務めていた。
(Full-Count編集部)