ダイヤモンドバックスら数球団が呉昇桓に興味、2年で39セーブを記録
救援補強が最優先のダイヤモンドバックス
カージナルスからフリーエージェント(FA)となっている元阪神の呉昇桓投手に、ダイヤモンドバックスをはじめ複数球団が獲得興味を指名してることが明らかになった。米スポーツ専門サイト「ファンラグ・スポーツ」のロバート・マリー記者が伝えている。
2016年に阪神からカージナルス入りした呉は、1年目の途中から守護神となり、2シーズンで138試合に投げ、7勝9敗39セーブ、防御率2.85の成績を残している。今オフは契約満了でFAとなったが、メジャーでの実績はもちろん日韓での活躍も踏まえ、複数球団が獲得に興味を示しているようだ。
今季ダイヤモンドバックスは、フェルナンド・ロドニーとアーチー・ブラッドリーを除く救援陣が崩壊。プレーオフにコマを進めたものの、勝ち進むことはできなかった。今オフは救援強化を中心に補強策を進めていく予定だ。
ウインターミーティング開幕後に、カージナルスが救援右腕ルーク・グレガーソンと契約を結ぶなど、救援投手市場は動きを見せている。日本からメジャー移籍を狙う西武の牧田和久投手、オリックスの平野佳寿投手らと合わせ、呉の移籍先も早めの段階で決着を見る可能性は高そうだ。
(Full-Count編集部)