阪神の連敗止める決勝打、西岡「毎試合勝ちたい」

「2番・西岡」が奏功、「今までと違う形で貢献したいという気持ちだった」

　阪神は16日、ナゴヤドームでの中日戦に6-4で勝利。2試合連続サヨナラ負けと苦しいチーム状況の中、阪神は2番に西岡を置く布陣を採用。このスタメン変更が功を奏し、初回に中日先発山井を攻めていきなり4点を先取した。

　4得点の足がかりを作り、6回には貴重な勝ち越しタイムリーを放った西岡は、お立ち台で2番起用について「今日は2番で試合に出させてもらったんで、今までと違う形でチームに貢献したいという気持ちで打席に立ちました」と語った。

　3連敗を防いだ形となった阪神だが、西岡は「毎試合勝ちたいですよ。でも勝てないのが現状ですから、何とか早く波に乗りたいというか、勝てるチームになりたいですね。連敗が続いているんで、波に乗っていればワンサイドゲームに持ち込めたと思いますが、そこからもう一回同点になるというのが、いまのチーム状況。苦しいですけど、それでも戦って行きたいと思います」と、苦しいチーム状況の中、巻き返しを誓った。

　さらに「明日からジャイアンツ戦なので、ホームに戻ってしっかりと倒したいなと思います」と、明日から始まる巨人との3連戦に向けて抱負を語った。

「どんな状況でもスタンドを埋め尽くしてくれるのが阪神ファンですから、そのファンの気持ちに応えられるように、今年一年まだまだありますから、頑張っていきたいなと思います」

　いつもスタンドを埋め尽くす、熱狂的なファンに向けて奮闘を誓うと、ナゴヤドームに集まった阪神ファンは歓声を上げた。

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フルカウント編集部●文　text by Full-Count