DeNA退団のパットン、FA市場の価値は2年5億円? “逆輸入”特需でブレークなるか
DeNAでは4年間プレーし通算219試合に登板し12勝9敗、101ホールド7セーブ、防御率3.68をマーク
DeNAで4年間プレーし今オフに退団したスペンサー・パットン投手。複数のMLB球団が興味を示しているが“逆輸入”特需で最大で2年500万ドル(約5億2000万円)を求める可能性を米メディアが伝えている。
パットンは2017年にDeNAに移籍すると4年間で通算219試合に登板し12勝9敗、101ホールド7セーブ、防御率3.68をマーク。今季は3勝2敗7ホールド、防御率4.92だったが両リーグ最多の57試合に登板しブルペンを助けた。
メジャーでは14年から16年までレンジャーズ、カブスで通算52試合に登板し3勝2敗7ホールド、防御率6.26と結果を残せなかったが日本球界でのプレーを経て、その価値は上がっているようで米TV局「CBSスポーツ」は「パットンがMLB球団から関心を集めており、メジャーに定着できない選手が日本に行って成功を収め、MLB復帰を果たすことがある」と指摘している。
その代表格が2008、09年に広島でプレーし10年からメジャー復帰を果たし通算77勝を挙げたコルビー・ルイス、巨人からカージナルスに移籍した18年に18勝を挙げ最多勝を獲得したマイルズ・マイコラスらだ。そして、パットンの契約についても言及し「マーティンはMLB復帰した際に2年400万ドルの契約をした。ジョンソンは2年500万ドルの契約をした。パットンが希望する金額はその辺りだと思われる」と、最大で2年500万ドル(約5億2000万円)になる可能性を伝えていた。
(Full-Count編集部)