ダルビッシュ、カブスと面談へ 球団幹部がテキサス訪問と米メディア報じる
ダルビッシュに興味示す昨年の世界一球団に具体的な動き
先発補強を目指すカブスが、ドジャースからフリーエージェント(FA)となったダルビッシュ有投手と面談すると米メディアが報じている。強化担当のカブス球団幹部2人が、ダルビッシュの自宅があるテキサスを訪れ、代理人も同席で獲得に向けての話し合いを行うという。
すでに、ダルビッシュに興味を持っていることを地元メディアで伝えられていた昨年の世界一球団カブス。ここにきて、具体的な動きが出てきた。地元メディア「CBSシカゴ」(電子版)などに記事を寄稿するブルース・レバイン記者は、ツイッターで「カブスのセオ・エプスタインとジェド・ホイヤーが今日の午後にダラスに降り立った。ユウ・ダルビッシュとの面談が2人の幹部の目的だろう」とレポート。名コンビでカブスを108年ぶりの世界一に導いた副社長のエプスタイン氏、編成トップのホイヤー氏の2人が、テキサスに移動したことを伝えている。
また、米スポーツメディア「ファンラグ・スポーツ」の敏腕記者、ジョン・ヘイマン氏はこれを受けてツイッターで「カブスは実際にユウに会う。彼らはトップ級の先発投手の獲得へ向けて、網を広げている」と指摘。アレックス・カッブ、ランス・リン、ジェイク・アリエッタ、ダニー・ダフィー、クリス・アーチャーら他の候補選手の名前も挙げている。
FA市場でNO1評価を受けるダルビッシュについては、ツインズが強い興味を示している他、ドジャース、テキサスという古巣2球団との交渉も継続中。また、ナショナルズもダークホース的な存在と見られている。長期契約がネックにもなるとも言われているが、ここに来て動きが活発になってきており、年内決着の可能性もありそうだ。
(Full-Count編集部)