田中将大の再契約に影響…ヤンキースのFA補強は「我慢の戦略」 NY紙が予想
ニューヨーク・ポスト紙「先発投手補強にそれほど積極性を見せていない」
ヤンキースから今オフFAとなり、去就に注目が集まっている田中将大投手。再契約との見方もある一方で、新型コロナウイルス感染拡大による経営的なダメージが補強にも影を落としているようだ。ニューヨーク・ポスト紙では「ヤンキースはFA補強の必要のある部分で我慢の戦略をとる」との記事を掲載し、田中についても触れている。
記事では、昨オフもエースのコールと12月半ばに契約したことに触れ「ヤンキースは2年連続でオフにゆっくりと進めている」と指摘。コロナ禍による影響は否めず「今冬にヤンキースがどれほど積極的に動くかはまだ分からない」と状況を見極めているようだ。
今オフのFA市場で先発投手の動向を挙げた上で、ある代理人が「ヤンキースは昨年、急がないことを示した。たとえ獲得候補が他球団と契約することになったとしても」と話したことを紹介。田中について、記事では再契約の可能性に触れつつも「ニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマン記者が伝えたように、代理人たちはヤンキースが先発投手補強にそれほど積極性を見せていないと語っている」との見方を示している。
再契約か、それとも……。コロナ禍で迎えるオフシーズンで、田中の去就はどうなるのだろうか。
(Full-Count編集部)