DeNA平良、1200万円大幅アップ3300万円 欠番“18”に意欲「気持ちがより強く」
開幕直後は防御率リーグトップの活躍も…脇腹痛めて離脱を経験
DeNAの平良拳太郎投手が9日、横浜スタジアムで契約更改交渉に臨み、1200万円増の3300万円でサインした。(金額は推定)
2016年オフに山口俊投手のFA移籍に伴う人的補償として巨人から移籍した右腕は、今季開幕ローテ入りを果たし、当初は防御率でリーグトップに立つ活躍を見せた。8月20日に脇腹を痛めて出場選手登録を抹消され、10月15日に戦列に復帰。今季通算14試合に先発し、4勝6敗、防御率2.27をマークした。
「開幕から自分のイメージ通りの投球ができたが、ケガで2か月離脱したのは痛かった」と振り返り、「オフにはトレーニングで強い体を作りたい。脇腹を痛めたので、特に体幹の強化が必要だと思う」と課題を挙げた。
球団は、三浦大輔新監督がエースを務めた現役時代、1軍投手コーチ時代、2軍監督時代を通じて付けた背番号「18」を来季は欠番に。「横浜ナンバー」にふさわしい活躍をした選手に継承させる方針を示している。現在「59」の平良は「先発投手として結果を残したい気持ちがより強くなった」と意欲を示した。
(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)