菅野は5年52億円でブルージェイズ、田中は3年46億円で残留…米メディアが去就を予想

巨人・菅野智之(左)とヤンキースからFAとなった田中将大【写真:荒川祐史、AP】
巨人・菅野智之(左)とヤンキースからFAとなった田中将大【写真:荒川祐史、AP】

ジ・アスレチックは鬼才バウアーの単年38億円でのエンゼルス入りを予想…

 ヤンキースからFAとなった田中将大投手、巨人からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す菅野智之投手の去就に注目が集まっている。米メディア「ジ・アスレチック」は「FA選手トップ10の最適地を探す」として今オフの移籍市場に注目。球界を代表する両投手の移籍先、契約内容を予想している。

 ジ・アスレチックは今季のFAの目玉となっているバウアーが1年3650万ドル(約38億円)でエンゼルス入りすると予想。田中将大については「最終候補」として、パドレス、ブルージェイズ、ヤンキースの3球団を挙げ、「ヤンキースがマサヒロ・タナカと3年4500万ドル(約46億8000万円)プラス1500万ドル(約15億6000万円)のオプション/500万ドル(約5億2000万円)のバイアウトで契約する」と言及した。

 田中は昨季まで6年連続で2桁勝利をマークするなどメジャー通算78勝を挙げてきた。ヤンキースが再契約するメリットについて、同メディアは「ニューヨークのようなスタジアムを持っているなら、そこで成功できると証明した投手を獲得することは快適な選択になると思われる」と指摘した。

 菅野についてはパドレス、ブルージェイズ、ヤンキース、ドジャースを「最終候補」としてピックアップ。そして、「ブルージェイズがトモユキ・スガノと5年5000万ドル(約52億円)プラス940万ドル(約9億8000万円)のポスティング料で契約」と予想した。「先発4番手の価格で2番手を手に入れられるかもしれない」として、複数球団による争奪戦となる可能性を指摘している。

 メジャーのFA市場でもトップクラスの注目を集める両投手。ジ・アスレチックの大胆予想は的中するのだろうか。

(Full-Count編集部)

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