選抜高校野球6日目は雨天中止 優勝候補・横浜にとっては恵みの雨!?

大会6日目は雨のため順延

 3試合が予定されていた選抜高校野球大会6日目は前夜からの雨のため、午前6時前に中止となることが決定した。これにより、大会最後の登場となった横浜高校(神奈川)と八戸学院光星(青森)の両校は、甲子園の室内で軽めの調整を実施。プロ注目の横浜・高濱祐仁内野手(3年)は「バッティングの調子が良くなってきていたのでやりたかったです」とあいにくの悪天候を悔やんだ。

 ただ、優勝候補の横浜にとっては朗報だ。高濱は練習試合から調子が悪く、フォームを修正中。その他、捕手の高井大地(3年)も右肩を痛めており、控えだった蔵谷耕平(3年)がマスクをかぶっている。高井が蔵谷にエース・伊藤将司(3年)の特徴やアドバイスを教える時間も1日多くなる。また、怪我人も何人か抱えており、文字通りの恵みの雨となった。渡辺元智監督も練習後、「プラスにとらえたい」と話していた。

 この試合を含め、2回戦の神村学園(鹿児島)―福知山成美(京都)、履正社(大阪)―駒大苫小牧(北海道)戦は27日に順延となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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