好調な助っ人たちが牽引する巨人 記憶に残る歴代の外国人選手を振り返る

長年抑えに定着できた投手はクルーンだけ

 セーブ数上位5人は、

93S クルーン 
28S サンチェ
19S マリオ・ブリトー(1996年)
11S チョ・ソンミン(1996~2002年)
11S レビ・ロメロ(2009~2012年)

 長年、抑えに定着できたのはクルーンだけだった。

 その他、印象的だった投手は

・チャック・ケアリー(1992年)
 松井秀喜の直前に55番をつけていた。

・エリック・ヒルマン(1997年)
 ニューヨーク・メッツから千葉ロッテに移籍し、1995年に12勝、1996年に14勝を挙げて、巨人に移籍。しかし、肩に違和感を覚えることが多く、患部が重いことを「肩に小錦が乗っているようだ」という迷言を残して去る。2000年にアメリカで現役を引退。

・エルマー・デセンス(1999年)
 巨人でまったく結果を残せなかったが、2000年にレッズでMLB復帰を果たすと11勝、10勝と2年連続で2ケタ勝利を挙げる。

・ダン・ミセリ(2005年)
 クローザーを開幕から任されたが失敗の連続。すぐに解雇されると、当日は浅草寺で観光。その後、メジャー復帰をしている。

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