開幕以降の活躍でイチローの現地評価が一転!? 地元メディアが「アメイジング イチロー」と称賛
開幕後の活躍で今後新たな展開が出てくる可能性も
イチローの本職であるライトで先発しているベルトランは4日のレイズ戦の3回に拙守からランニングホームランを許した。韋駄天のエルズベリーを除く現在の外野陣の守備力は懸念材料となっているが、ジョー・ジラルディ監督はこの外野手の順列を未だ崩そうとは考えていないようだ。
出番が少ない中で天才の健在ぶりを見せつけているイチローだが、開幕後の活躍により、今後新たな展開が出てくる可能性があるという。
「イチローはヤンキースの外野手が故障離脱した際には最高級のリザーブとなる。しかし、7月にはかなり魅力的なトレード要員となるかもしれない。650万ドル(約6億6300万円)の年俸もそれまでにはだいぶ償却される。高年俸と近年のパフォーマンスの不振が今季開幕前にトレードできなかった理由なのだから」と記事は締めくくられている。
今季の復調と年俸の償却でトレードへの障害はなくなったと地元メディアは見ている。ピンストライプの名門に残留するのか、それとも、他球団のレギュラーとして現状以上の出場機会を望むのか。このような議論が巻き起こり始めたのも、すべてはイチロー自身の活躍によるものだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count