2010年春夏連覇の沖縄・興南がサヨナラ負けで初戦敗退
春夏連覇を経験した強豪が地区大会初戦で散る波乱
6月21日から始まった第96回夏の高校野球沖縄県大会で、2010年に春夏全国優勝を果たした興南高校が1回戦で前原に1-2で敗れるという波乱が起きた。
興南はセルラースタジアム那覇で、前原との初戦に挑んだ。
試合は接戦となり、7回まで両チームとも無得点。興南が8回に1点を先制したが、その裏に前原に同点に追いつかれると、9回にエラーなどが絡み、サヨナラ敗けを喫した。興南は相手よりも多い10安打を放ったが決め手を欠いた。
興南は春の県大会も2回戦で読谷に0-1で敗れ、早く姿を消していた。
興南は4年前、現在中央大学4年の島袋洋奨投手を擁して、春夏の甲子園を連覇した強豪。なお沖縄大会は7月20日まで行われる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count