メジャー自己ワーストの5失点 田中将大が苦しい時期に直面も「すべてが駄目なわけじゃない」
「風の影響はもちろん感じていた」
――1つの山がきていると思うが、乗り切るために何が重要?
「結果は残ってないですけど、すべてが駄目なわけじゃないですし。でも、修正しなきゃいけないところはもちろん、これだけ打たれているからありますし。1つ自分の中で調整の時間の中でやっていくことというのは毎回ありますけど、それを毎回気になるところ、やらなければいけないところをチェックしながらやるだけなので。いつもと大きく変わるところはないと思いますけど」
――苦しい中で新たに発見した部分、プラスにとらえた部分は?
「打たれたボールは甘いですけど、いいボールももちろんありましたし、全てが全て悲観的になるわけではなく、いいところはいいままにさらに良くしていけるようにと思っています」
――初めてのメジャーのシーズンで、こういう苦しい時期が来るだろうという予想はあったのか。
「いや、そういう風に思っていると最初から最後まで苦しいだけだと思うので。いいんだったらいいままいった方が絶対にいいに決まっているので。そういうところに直面したときに対処すればいいので。もちろん、それが今かなと思いますけど。それはもちろん、このままずるずるいくのはよくないし、どこかで自分のいい流れに持ってこれるようにはしないといけないと思います」
――スウィッシャーのホームランは風も強かったが、打たれた瞬間にいったと思ったか?
「そこ重要ですか? 打たれた結果、どっちにしろホームランじゃないですか。別にそれはどっちでもいいんじゃないですか」
――実際に風が投球に影響した部分は?
「風はもちろん感じてましたよ」
――制球にも影響したのか。
「それは風があるから風の向きと逆に曲がる球というのはコントロールが難しいし。それはもちろんあります」
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count