メジャー初登板で好投の和田毅が先発ローテ定着か カブス指揮官が「全ては可能だ」と可能性を示唆
“お試し昇格”から一気にローテ入りも!?
同紙によると、今回のメジャー昇格はこの日のレッズとのダブルヘッダー時に許されるロースター26人目枠での起用という“お試し昇格”だったという。だが、苦難の日々を乗り越えた和田は強かった。5点のリードを受けた5回の無死満塁のピンチでは味方のエラーで1失点を許したが、傷口を広げなかった。
「いきなり5点リードできたのは良かった。ワダはリードをもらってピッチングできたのは良かったと思う。彼はナーバスになっていたはずだからね。でも、厳しい結末になった。うちのブルペンは人数も少ないし、苦境に追い込まれている。厳しい負けだ」
MLB公式サイトでアンソニー・リッゾ一塁手はこう語っている。
カブスの先発事情は苦しい。4日にジェフ・サマージャ、ジェイソン・ハメルという先発の柱がアスレチックスとの大型トレードで放出となった。デビュー戦で実力を示した和田のローテーション入りに期待が集まるが、レンテリア監督は地元メディアからの質問に「全ては可能だ」と一言。渡米後に苦労続きだった和田だが、ようやく報われる日がやってきたのかもしれない。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count