田中将大が早期復帰に強い決意 「気持ちは落ちましたけど、そんな姿をいつまでも見せてもいられない」
実際に診断結果を聞かされて『あ、そっか』と
右肘靭帯の部分断裂で故障者リスト(DL)入りしたヤンキースの田中将大投手が18日(日本時間19日)、ヤンキースタジアムで負傷について初めて語った。田中は8日のインディアンス戦後に痛みを訴え、精密検査を実施。負傷が判明した。球団の担当医師らの勧めにより、復帰までに1年以上を要する靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を出来る限り回避し、保存療法での回復を目指しており、現時点では6週間での復活を見据えている。14日にPRP療法と呼ばれる再生療法を受けた田中はこの日、「気持ちは落ちましたけど、そんな姿をいつまでも見せてもいられない」と話し、早期復帰に向けて強い決意をにじませた。
――痛みか張りか違和感だったのか? そのときの状態は?
「まぁ、痛いからこういう風になってると思うんですけど」
――いつ頃から痛みを感じていたのか?
「その試合で感じたから」
――その試合まではなかった?
「いや、なかったから投げてたですし、はい」
――その試合で突然?
「はい」
――ここまでの野球人生で経験したことない痛みか?
「まぁ、経験がない訳ではないと思いますね。今まで色んなケガもしたことありますし」
――実際に診断結果を聞いたときにどう感じた?
「いや、『あ、そっか』という感じですね。だってしょうがないじゃないですか。そうなってしまったものは」