各地で相次ぐ劇的な決勝戦 石川・星稜が9回に8点差をひっくり返すサヨナラ勝ち
ドラマのような試合展開
第96回、夏の甲子園大会の地方予選もいよいよ大詰め。27日は日曜日とあり、11の県で決勝戦が行われたが、劇的な幕切れや大接戦が相次いだ。
【石川決勝】
小松大谷
150 110 000 8
星稜
000 000 009× 9
小松大谷が8回まで8点のリードで勝利をほぼ手中に収めていたが、9回に星稜が一挙9得点で逆転サヨナラとドラマのような展開。8回までは2安打に抑えられ、本来ならばコールド負けになってもおかしくないスコアだが、打線は点差が開いても最後まで諦めなかった。7点を返し、1点差に迫った時はもう2アウト。ここまでかと思われたが、四球と単打2本で大逆転。本塁打を含む、3本の長打を浴びせた。