いよいよ夏の甲子園の抽選会 強豪校、注目選手、名将、ドラマ再現……話題性十分の今大会初戦の行方はいかに
優勝候補筆頭の龍谷大平安、それに続く大阪桐蔭
第96回、夏の全国高校野球の組み合わせ抽選会が6日に大阪市内で行われる。過去には同エリアでの初戦からの対戦を避けようと1回戦は東西のチームが対戦するようになっていたが昨年から分けずに抽選。1回戦だけの組み合わせを決め、2回戦以降は勝利チームが再び、抽選を行う仕組みになっている。
岩手・盛岡大付属の松本裕樹投手や奈良・智弁学園の岡本和真内野手ら注目選手はいるが、チームとしても魅力的な出場校が揃う今大会。これらのチームの初戦の行方はいかに。
○優勝候補と呼び声高い強豪校
やはり、どの高校も初戦の対決を避けたいのは今春優勝の京都・龍谷大平安。高橋奎二、元氏玲二ら2年生左腕投手を中心に4人のピッチャーが安定している。4番で主将の河合泰聖内野手ら強打線がそろう。どこが止めるのか。それとも、春夏連覇なるか。
龍谷大平安に続くのが、大阪桐蔭。強豪校がひしめく大阪で3年連続の出場。大阪大会で8試合10本塁打という打線も注目。春夏連続出場の沖縄尚学も春よりも大振りではなく、コンパクトに打ち込むなど攻撃力を上げてきたから侮れない。清水優心、古沢勝吾、山本武白志ら強打者がそろう福岡・九州国際大付属も優勝候補の1つである。