いよいよ夏の甲子園の抽選会 強豪校、注目選手、名将、ドラマ再現……話題性十分の今大会初戦の行方はいかに
地方大会のチーム打率上位チームは?
○投手力のあるチームは
盛岡大付属の松本は投打で力がある。1年生右腕の藤島健人、エースの大井友登、山下雅善らレベルの高い投手陣を誇る東邦、4度目の甲子園のマウンドとなる岸潤一郎がいる明徳義塾。150キロ投手の佐野皓大がエースの大分、左腕では好投手・森田駿哉がいる富山商も注目。
○地方大会のチーム打率上位は?
各地区ともに試合数や投手の実力差はあるが、チーム通算打率が4割を超えるのは滋賀・近江の4割9分1厘、福島の聖光学院の4割6分1厘、徳島・鳴門の4割4分9厘、敦賀気比の4割3分8厘、東海大相模の4割2分1厘、島根・開星の4割2分、三重の4割1分。
○機動力が売りのチーム
健大高崎は青柳博文監督が「機動破壊」というキャッチフレーズを口にするほど、選手たちには盗塁の意識が強い。群馬大会の新記録となる35盗塁。昨夏の甲子園優勝高校の前橋育英、センバツ8強の桐生一高校を破り、群馬を制した。同じく盛岡大付も35盗塁を決めている。ともに6試合で35盗塁で、1試合平均5~6盗塁を決めている。
どこの監督も最も重要視しているのが初戦。いったいどんなカードが生まれるか、抽選会の結果に注目したい。その抽選会は今日16時から行われる。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count