2014年夏の甲子園は23日の土曜日が休養日に 史上初の2日順延による日程変更

もう1日順延すれば休養日消滅も

 大型台風の影響で初めて2日間連続で中止となり、8月11日に開幕する今年の甲子園。9、10日は土曜、日曜だったこともあり、休日を利用して甲子園に応援に行こうとしていた学OBや父兄、ファンも多かったはず。また、16、17日の土日や準決勝、決勝の日程に合わせて観戦を予定していたファンも多いかもしれない。2日の順延で日程も変更となっており、改めて日時を確認して来場することをお勧めしたい。

 96回大会は初戦から好カードが連発。1番の注目カードとされている大会6日目の第3試合、東海大相模(神奈川)-盛岡大付(岩手)は14日木曜から16日土曜に変更となり、球場内の混雑が予想される。また、準々決勝の翌日は休養日(投手の投球過多の負担を考えて導入されているもの)となるが、ちょうど多くの来場者が期待される23日土曜にあたってしまうのは残念なことだ。ただ、あと1日順延になれば、休養日は消滅となり、逆に選手にとっては過酷な日程となる可能性もある。

10日時点での日程は以下の通り。

8月11日(月)
開会式
第1試合 龍谷大平安(京都)-春日部共栄(埼玉)
第2試合 坂出商(香川)-敦賀気比(福井)
第3試合 日大鶴ヶ丘(西東京)-富山商(富山)

8月12日(火)
第1試合 日南学園(宮崎)-東邦(愛知)
第2試合 静岡(静岡)-星稜(石川)
第3試合 日本文理(新潟)-大分(大分)
第4試合 大垣日大(岐阜)-藤代(茨城)

8月13日(水)
第1試合 健大高崎(群馬)-岩国(山口)
第2試合 鹿屋中央(鹿児島)-市和歌山(和歌山)
第3試合 佐賀北(佐賀)-利府(宮城)
第4試合 三重(三重)-広陵(広島)

8月14日(木)
第1試合 東海大甲府(山梨)-佐久長聖(長野)
第2試合 九州国際大付(福岡)-東海大四(南北海道)
第3試合 聖光学院(福島)-神戸国際大付(兵庫)
第4試合 小松(愛媛)-山形中央(山形)

8月15日(金)
第1試合 明徳義塾(高知)-智弁学園 (奈良)
第2試合 開星(島根)-大阪桐蔭(大阪)
ここから2回戦
第3試合 二松学舎大付(東東京)-海星(長崎)

8月16日(土)
第1試合 鳴門(徳島)-近江(滋賀)
第2試合 城北(熊本)-東海大望洋(千葉)
第3試合 東海大相模(神奈川)-盛岡大付(岩手)
第4試合 角館(秋田)-八頭(鳥取)

8月17日(日)
第1試合 沖縄尚学(沖縄)-作新学院(栃木)
第2試合 八戸学院光星(青森)-武修館(北北海道)
第3試合 関西(岡山)-大会1日目3試合の勝利高校が抽選

8月18日(月)、19日(火) 2回戦
8月20日(水)、21日(木) 3回戦
8月22日(金) 準々決勝
8月23日(土) 休養日
8月24日(日) 準決勝
8月25日(月) 決勝

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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