日本から羽ばたいたスター選手 元広島のソリアーノが現役引退を表明
トップ選手からの人望も厚かったソリアーノ
ソリアーノは2002~2008年まで7年連続でオールスターに選出。16年のキャリアのうち、実に13年をレギュラーとしてプレーした。
昨年9月には、日本時代の2本と合わせて日米通算2000本安打を達成。日本でのプレーについて「大きな経験だった」と話し、名球会入りに意欲を見せると、その後、メジャー単独での2000本安打も成し遂げた。
今年7月にヤンキースを戦力外となった際には、デレク・ジーターらが落胆を示すなど、トッププレーヤーの間での人望も厚かった。
メジャー通算では1975試合に出場し、2095安打、412本塁打、1159打点、289盗塁で打率2割7分。2002年には盗塁王を獲得し、MVP投票では3位に入った。シルバースラッガー賞にも4度輝いている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count