どうなる2015年? 注目したい野球界のトピックス

注目される新監督の采配

 2015年のプロ野球も注目トピックスが満載だ。電撃移籍に大型補強、注目ルーキーに大ベテランの大記録、国際大会への挑戦……。キャンプインまであと1か月。今季注目の主な出来事を一足先にチェックしてみたい。

○ダルビッシュ、マー君、負傷からの復帰

 レンジャーズのダルビッシュ投手は2014年22試合に先発し、10勝7敗だった。8月9日のアストロズ戦に先発し、4回6失点(自責点5)で敗戦投手になって以降、右肘の軽度の炎症により、登板はなかった。すでに投球を開始し、来季への準備を進めているメジャー屈指の右腕には今年もファンを虜にしてくれる活躍を期待したい。また、ヤンキースの田中将大投手もメジャー2年目は右肘痛からの完全復帰を目指すシーズンとなる。マークもさらに厳しくなる中で、どのような投球を見せてくれるのだろうか。

○イチロー、ピート・ローズ超えなるか

 イチローの2014年は、ヤンキースで途中出場が多い中で102安打をマーク。MLB通算2844安打となった。メジャー通算3000安打まで156本。また日米通算4122本でピート・ローズ氏の持つ歴代最多安打の4256本まで、134本まで迫っている。現時点で新シーズンの所属チームは未定だが、レギュラーで戦える環境ならば、記録の更新も十分に狙えるだろう。

○工藤、緒方ら新監督の就任1年目はどうなる?

 今年、ソフトバンクは秋山幸二監督から工藤公康監督へとバトンタッチし、楽天も星野仙一監督から大久保博元監督へと引き継がれる。西武は昨季途中から代行として指揮を執った田辺徳雄氏が監督に。また、広島は緒方孝市監督、ヤクルトは真中満監督が新たに就任した。新人監督が優勝するケースも多いことから、優勝候補のソフトバンク、広島の日本シリーズ新人監督対決もあり得るか?

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