どうなる2015年? 注目したい野球界のトピックス

球団創設80周年を迎える阪神

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ソフトバンクで日本球界に復帰する松坂【写真:田口有史】

○メジャーから凱旋復帰、黒田、松坂の両投手は輝けるか

 まだまだアメリカでやれる力のあった2人が日本復帰。黒田は広島、松坂はソフトバンク。ともにローテーションの中心として、15勝前後を期待されている。黒田は40歳でも体力や技術、思考も一流。松坂もまだ老け込む年ではない。力の差を見せつけたいところだ。

○24年ぶりVを目指す広島と大補強のオリックスの新シーズンの行方、DeNAのCS初進出にも注目

 広島は黒田、マエケンのWエースでローテーションはセ界屈指。DeNAもグリエルが残留し、投打ともに安定した力が出せるようになった。そしてブランコ、バリントン、中島、小谷野ら大補強を敢行したオリックス。Bクラスの常連だったチームも近年、成績は上向いており、2015年シーズンに悲願Vは見られるか。

○二刀流の大谷はプロ3年目でどこまで進化するか

 2年目の2014年はベーブルース以来の10発、2桁勝利。プロ野球公式戦タイ記録となる162キロもマークした。周囲の予想を遥か上を超えていく大谷の規格外のプレー。3年目、20歳の大谷はどんなパフォーマンスで野球ファンを驚かせてくれるか。

○阪神が球団創設80周年 節目に優勝なるか

 今年は球団創設80周年。昨年は9年ぶりに日本シリーズに出場したとはいえ、2位からのCS突破だった。ライバルの巨人は1年早く、昨年、球団創設80周年を迎え、リーグ3連覇を達成している。ここまで補強は思うように進んでいないが、渉外担当はまだまだ精力的に動いている。メモリアルイヤーを飾れるか。

○阿部一塁コンバートでリーグ4連覇はどうなる?

 打撃に専念させる狙いで、ついに巨人の強打の捕手が一塁転向。2013年のドラフト1位、小林を主体にしたキャッチャーになるが、経験値が違う。阿部の転向でヤクルトからベテラン捕手の相川をFAで獲得。将来を見据えた配置だが、果たして2015年シーズンへの影響はどう出るか。

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