どうなる2015年？　注目したい野球界のトピックス

明大のヒットマンは新記録なるか

○中日・山本昌　50歳の登板は？

　落合GMから「50歳までやれ」と言われ、今年もマウンドに上がるベテラン左腕。8月に50歳を迎える山本は1軍マウンドに立っただけでも、最年長記録樹立となる。勝利して、その名を刻んでもらいたい。

○明大のヒットマン　高山は記録樹立なるか

　東京六大学の明治大・高山俊選手が、昨年3年生にしてリーグ戦通算100安打を達成し、最速記録を樹立。4年間を通じた最多安打は大学の先輩のある高田繁（横浜DeNAの現GM）の127本。昨年、春秋で38安打した高山にとってはクリアできる数字。今年の秋にこの高山がスポットライトを浴びる可能性は高そうだ。

○東京六大学　東大の連敗記録は止まるか

　東大はリーグ86連敗で昨秋のリーグ戦を終えた。2010年の秋から勝利しておらず、4年生は勝利の味を知らずに卒業していく。なんとか100連敗は避けたい東大は外部からコーチを招聘するなど、1勝に燃えている。

○どうなる、タイブレーク問題

　昨年では一部の地域からタイブレーク制が導入された。今年は春の地区大会で一律で実施していくという。タイブレークとは、試合の早期決着を目指して延長戦で人為的にランナーを置く特別ルール。高校では2011年の明治神宮大会で10回以降1アウト満塁として初採用。昨年から春季の関東、北信越の両大会で採用されていた。春の実施を受けて、甲子園での導入も検討される。

○「プレミア12」が11月に開催　侍ジャパンは進化を遂げられるか

　「プレミア12」（台湾）は今年11月に初開催される野球の国際大会。台湾、日本のほか、アメリカ、キューバ、オランダ、ドミニカ共和国、カナダ、韓国、プエルトリコ、ベネズエラ、イタリア、メキシコが参加する。小久保監督率いる侍ジャパンが2017年のWBC制覇に向けて、どのような戦いをするか注目される。

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フルカウント編集部●文　text by Full-Count