20球団に対してトレード拒否権!? フィリーズ主砲の移籍は成立するか
近年は負傷に苦しんだが、昨年は復活の兆しを見せたハワード
しかし、その後は負傷に苦しみ、成績が急激に低下。2011年にはプレーオフでアキレス腱断裂の重傷を負い、2013年には膝も痛めて長期離脱を余儀なくされている。
ただ、昨年は3年ぶりに規定打席に到達。パワーの低下は見られたものの、打率2割2分3厘、23本塁打、リーグ4位の95打点と復活の兆しを見せた。35歳という年齢はネックだが、獲得に興味を示す球団があっても不思議ではない。
フィリーズとしては売り時と考えているようだが、トレードを成立させるためには、本人の意思も重要となる。メジャー屈指の強打者として活躍したハワードの去就に注目が集まっている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count