先発5番手、あるいは… 大型補強を続けるカブスで和田毅の存在意義は?
地元シカゴでの知名度もアップ?
昨季のように先発の一角として安定したピッチングを続け、チームに貢献することが理想的だ。ただ、仮にキャンプでローテーションの最後の椅子をほかの誰かがつかむようなことがあっても、和田は貴重な役割を果たせるとアラベナ氏は指摘。カブスにとって大きな存在であることは間違いないようだ。
もっとも、和田自身は先発としてチームに貢献することに意欲を見せている。10日には自身のブログを更新し「今日出発して、自主トレ地のタンパに入りました」と報告。「先発ローテーションを勝ち取って、1年間投げ続けられるように頑張ります」と誓っている。
さらに、本拠を置くシカゴの空港でのエピソードを披露。
「あと、今日シカゴ経由でタンパに入ったのですが、シカゴの空港での入国審査のお兄さんに、今年も頑張れよ、と言ってもらえて嬉しかったですね。しかも、写真を一緒に撮ってくれと言われて撮ったし。。。カブスファンのお兄さんで助かりました(笑)入国審査はいつも緊張しますからね。。。」
地元での知名度は確実に上がっている。それだけに、ファンからの期待も昨季以上に大きくなるはず。1908年以来のワールドシリーズ制覇を目指すカブスで、和田が鍵を握る存在となりそうだ。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count