今年のプロ注目選手は誰? 大学生に逸材揃いのドラフト上位候補12人とは
慶応大の先輩を彷彿とさせる「高橋2世」は一本釣りも?
○吉田侑樹(東海大)投手・右投右打
名門・東海大のエース。昨年の大学選手権では見事、優勝投手に輝く。187センチの長身から直球やフォークを投げ分ける。リリースの位置が高いため、打者は差し込まれたり、落差で勝負できる。一緒に同校のグラウンドで練習をしたことがある先輩の巨人・菅野にあこがれる。
○西村天裕(帝京大)投手・右投右打
東海大と同じ首都大学リーグの帝京大の剛腕。150キロを超える速球は力があり、まさに剛球。ウエートトレで鍛え上げらた体から繰り出されるボールの球速は、まだまだ伸びそう。
○桜井俊貴(立命館大)投手・右投右打
制球力ならば大学屈指といってもいい。昨年11月に行われた21Uワールドカップでも大学生ながらメンバーに選ばれ、世界の舞台を経験。昨年は京大からロッテに入団した田中英祐が注目されたが、今年の関西学生野球界の注目は桜井に集まるだろう。
○高山俊(明治大)外野手・右投左打
昨年、3年生にして東京六大学リーグで通算100安打を達成したヒットマン。リーグ記録の127安打(明大・高田繁)も射程圏内に入っており、この春、エースの上原とともに東京六大学の注目だ。巧みなバットコントロールはドラフト上位。
○谷田成吾(慶応大)外野手・左投左打
巧打の左打ちで、本塁打も打てる。外野手で慶応ボーイでイケメン。巨人の高橋由伸外野手を彷彿とさせる「高橋2世」として、人気と注目度は高い。投手に上位候補が多い中、一本釣りもあるか。