今年のプロ注目選手は誰? 大学生に逸材揃いのドラフト上位候補12人とは
高校生では県岐阜商の高橋に注目、12選手以外にも逸材が揃う
○畔上翔(法政大)外野手・左投左打
高校時代は日大三(西東京)の4番打者として、夏の甲子園を制覇した世代の代表格。今年は法政大でキャプテンを務める畔上は、とにかく練習熱心で、真面目という評判。黙々と練習する姿や、その打棒はチームの模範となる。ゆくゆくは入団した球団のキャプテンになっていける素材だ。
○加藤貴之(新日鐵住金かずさマジック)投手・左投左打
昨年もドラフト候補として注目されたが、チーム事情で凍結選手となった。伸びのある直球と鋭く曲がるスライダーを武器に三振の山を築く。打者からボールが見づらいフォームは脅威。社会人NO.1左腕の称号を持つ
○高橋純平(県岐阜商)投手・右投右打
高校生ながら152キロの剛速球を投げ、風格漂う右腕。すでにドラフト会議では1位候補として名前を挙げる球団も。183センチと恵まれた体つきも魅力。阪神・藤浪のようにプロ入団から早い時期にベールを脱ぐ可能性もあるほど、潜在能力は高い。
そのほかにもまだまだ逸材はいる。福岡大の左腕・唐仁原志貴投手、早稲田大学の吉永健太朗投手、富士大・多和田真三郎投手、高校生では東海大相模の吉田凌、小笠原慎之介の両投手などなど。多くの選手たちが、この1年でプロ入りに向けて集大成を見せてくれることを期待したい。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count