リトルリーグWS準優勝チームのタイトル剥奪 “越境入部”発覚に厳格処分

黒人選手のみの選手構成で注目、地元のオバマ大統領は監督らに憤り

 JRWは黒人選手のみという珍しい選手構成で、快刀乱麻のピッチングで活躍した天才少女モネ・デービス投手と並び、アメリカで大きな注目を浴びた。最近はカリブ海地域や中南米、日本など海外出身プレーヤーの活躍が目立つMLBだが、アメリカ国籍の黒人選手の割合は減少傾向にあるという。

 そのため、アメフトNFL、バスケットボールNBAにアスリート能力の高いエリートが流出するトレンドに歯止めをかける象徴としても期待を集めた。米国代表として参加したWSでは決勝で韓国代表のソウルチームに敗れたが、その戦いぶりは全米で話題となっていた。

 イリノイ州を地元とするバラク・オバマ大統領は活躍したJRWをホワイトハウスに招待して表彰したが、今回の事態を受け、頑張った選手やチームではなく、監督らに憤りを見せていたという。

「大統領は彼らの街、そして、国を代表するプレーに誇りを持っている。現実は、ある大人による汚い手法が若者の達成を奪い取ってしまったというのが事実だ」

 大統領の広報官であるジョシュ・アーネスト氏はこのように声明を出しており、波紋の大きさを表している。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND