MLB春季キャンプで「日本人ルーキー不在」が話題に 18年連続で途切れる

米メディアが「過去18年との違い」に言及

1995年から続く、日本人選手のMLBデビュー(1995年~2006年)

 1997年から続いてきた日本人ルーキーのMLBスプリングキャンプへの参加が途絶えたことが現地で話題となっている。米テレビ局「CBSスポーツ」電子版が「1996年以来、初めてMLBで日本出身のルーキーがいない」と特集している。

 メジャー30球団中27チームがスプリングキャンプをスタートさせたタイミングで現地メディアが特集記事を掲載。過去18年間と違いが存在すると指摘する記事では「1996年以来、初めてMLBに新しい日本出身選手が存在しないシーズンとなる」と伝えている。

 1997年1月には長谷川滋利投手がオリックスからエンゼルスに金銭トレードで移籍。それ以後、2014年に田中将大投手がポスティング制度で楽天からヤンキースに移籍するまで、新たな日本人選手のメジャーキャンプ参加は18年間途絶えることがなかった。記事では97年から14年までの日本人ルーキーの一覧を紹介している。

 キャンプ参加だけではない。1995年に野茂英雄氏がドジャースで初登板を果たして以降、20年間、毎年新たな日本人選手がメジャーデビューを飾ってきたが、今季その“歴史”が途切れる可能性も高まっている。

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