地元記者も「感銘を受けた」 ダルビッシュの「英語対応」が与える影響は?
「この姿勢がダルビッシュをチームの『骨組み』の一部とさせる」
今季就任したジェフ・バニスター監督からは、デレク・ホランドら3投手とともにリーダー役として投手陣を牽引するよう求められたダルビッシュ。その指揮官の期待に対し、前向きに取り組む姿勢を示す形にもなった。
これまでも近くで見続けてきたグラント記者にとって、よりチームに溶け込もうとするエース右腕の姿は心強く映ったようだ。
「その(コミュニケーションを図る)対象にはメディアも含まれるけど、大部分はチームメイトだ。この姿勢がダルビッシュをチームの『骨組み(ファブリック)』の一部とさせるだろうね」
チーム内におけるダルビッシュの存在感は、年を追うごとに大きくなっている。ケガ人が続出した昨季はア・リーグで最低勝率というまさかの大失速に終わったレンジャーズは、サイ・ヤング賞の有力候補にも挙げられる絶対的エースを中心に巻き返しを図る。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count