田中がOP戦初登板で快投 空振り三振奪ったスプリットは「エクセレント」
最速151キロ、ア・リーグ球団のスカウトも「とても良い状態に見えた」
この日の2015年シーズン初戦はライバル球団の007にも感銘を与えたという。ESPNのマリー・リベラ記者は自身のツイッターで「ア・リーグのスカウト曰く、タナカはとても良い状態に見えた。ファストボールは89-91マイル(143-147キロ)。スライダーは86マイル(138キロ)、カーブは74-75マイル(119-121キロ)、スプリットは82-86マイル(132-138キロ)」と紹介。ただ、MLB公式サイトは、初回のフレディー・フリーマンに投じた4球目はボールになったものの、94マイル(151キロ)を計測したとしている。
また、2回には先頭のゴームズから宝刀のスプリットで空振り三振を奪う場面もあった。リベラ記者はア・リーグのスカウトが田中のスプリットについて「エクセレント」と評価していたこともツイッターで報告している。
試運転の状態でライバル球団のスカウトに強い印象を与えた「タナカタイム」は、今年もMLBの主役となりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count